鹿児島県湧水町に鎮座する勝栗神社は戦国武将・島津義弘公が朝鮮出兵の出陣祈願をした古い神社です。

 

勝栗(かちくり)神社です。

勝栗(かちくり)神社です。

鹿児島県姶良郡湧水町に来ています。
湧水町に鎮座する、
勝栗(かちくり)神社に参拝しました。

この勝栗神社は、
戦国島津氏の武将・島津義弘公に、
縁のある古い神社です。

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勝栗神社の場所

勝栗神社が鎮座するのは、
鹿児島県湧水町の米永という場所です。

九州自動車道の、
栗野ICから県道55号線を右折すると、
左手側に栗野中央公民館が見えます。

この中央公民館の横に、
鎮座するのが勝栗神社です。
鳥居があるのですぐ分かりますよ。

勝栗神社の鳥居です。

勝栗神社の鳥居です。

勝栗神社鳥居の前に仁王像

鳥居の前には仁王像があります。
仁王様は門の両サイドに二人ですが、
ここの仁王様は一人です。

梅中寺を守護する金剛力士像でした。

梅中寺を守護する金剛力士像でした。

仁王像の由緒書きによりますと、
寺の門で仏教守護をしていた、
一対の金剛力士像とのこと。

神社の境内にあった梅中寺の守護で、
寛文五年(1665)に建てられましたが、
明治の廃仏毀釈でもう一体の仁王様は、
なんと川内川にすてられたそうです。

勝栗神社の仁王像の説明書き

勝栗神社の仁王像の説明書き

うう、なんてことをしたんだ!
こちらでも廃仏毀釈の嵐は、
激しかったのですね。

参道には門神神社があります。

鳥居をくぐって参道を進みます。
参道の両サイドには、
古そうな社が建っています。

勝栗神社の参道です。

勝栗神社の参道です。

これは門守神社と呼ばれます。
この社があるだけで、何だかとても、
格式の高い神社と思ってしまいます。

勝栗神社の門守神社です

勝栗神社の門守神社です。

広い境内の先に拝殿があります。

参道の先は広い境内になっています。
その境内の先に勝栗神社の、
赤い拝殿が見えてきました。

拝殿の両サイドには、
狛犬(らしき?)ものがいるのですが、
顔に損傷が激しくて分かりません。

勝栗神社の狛犬(?)

勝栗神社の狛犬(?)

狛犬がかわいそう!
これも廃仏毀釈ですかね。
でも狛犬って神社を守るもので、
廃仏には反するのでは?

勝栗神社の歴史。

建久八年(1197年)の古文書に、
創建の記載がある古い神社なのです。

隼人の正八幡宮(鹿児島神宮)の、
社伝によりますと、神領の四方に、
生若宮を建立したそうです。

以前は栗野八幡神社と呼ばれました

以前は栗野八幡神社と呼ばれました

四方の北に位置する生若宮を、
栗野八幡宮として、神領の、
境とする印の神社にしたのです。

勝栗神社は梅中寺跡でもあります

勝栗神社は梅中寺跡でもあります

栗野八幡神社が勝栗神社と、
呼ばれるようになったのは、
明治以降のことなのだそうです。

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島津義弘の崇敬が厚い神社です。

勝栗神社に深い縁のある、
戦国武将といえば島津義弘公ですかね。

島津義弘公は、近くの山城である、
松尾城(栗野城)が居城でした。

松尾城の麓にある、
栗野八幡神社への崇敬が厚く、
神社へ大きな寄進も行っています。

鹿児島では島津義弘公を偲ぶ、
妙円寺詣りが受け継がれていますよ。妙円寺詣りはこちらからどうぞ。

栗野八幡神社は武の神様でした。

島津義弘公の崇敬厚いのは、
栗野八幡神社が武の神様で、
あったからでしょうね。

時の天下人である豊臣秀吉から、
朝鮮出兵を命じられた際に、
栗野八幡に戦勝祈願を行います。

その時に境内で奉納した、
栗野磨欲(くりのとぎほし)踊りが、
今でも引継がれています。

松尾城に出陣式のパネル絵があります

松尾城に出陣式のパネル絵があります

義弘公はオニシマズと恐れられた。

島津義弘公は、
国内での武功も有名でしたが、
朝鮮出兵でも武功をあげます。

四川(しせん)の戦いでは、
明軍37,000にわずか7,000の、
兵力で勝利します。

そのために、
鬼石曼子(オニシマズ)と、
呼ばれ恐れられました。

義弘公が鬼になりました。

義弘公が鬼になりました。

その時の様子がパネルになって、
勝栗神社の境内にありました。

義弘公の顔が、
まさしく「鬼」になっています。

勝栗神社の名前の由来

勝栗神社の名前は、義弘公が、
出陣で詠んだという故事に由来します。

「野も山もみな白旗となりにけり
今宵の宿は勝栗の宿」

勝栗神社の境内には、
その歌碑がありましたよ。

義弘公の戦勝祈願の歌碑です。

義弘公の戦勝祈願の歌碑です。

勝栗神社の拝殿には龍がいた。

勝栗神社の拝殿にて参拝しました。
参拝の際に拝殿の中をのぞくと、
なんとが祀られていました。

神社の龍と言えば、
よく手水舎(てみずしゃ)にいて、
口から水を吐き出していますが、

こんな拝殿の中に祀られる、
龍の姿を見るのは初めてです。
武の神社にふさわしく強そうです。

勝栗神社には龍が祀られます。

勝栗神社には龍が祀られます。

勝栗神社に参拝してきました。

今日は湧水町に鎮座する、
島津義弘公にゆかりのある、
勝栗神社に参拝してきました。

勝栗神社は、義弘公以外にも、
様々な珍しいものがあり、
印象に残る神社でしたよ。

なお御朱印については、
宮司さんはいらしゃいませんので、
頂くことはできませんでした。

また島津義弘公の居城であった、
松尾城(栗野城)はこちらからどうぞ。

勝栗神社(正若宮八幡宮)
鹿児島県姶良郡湧水町米永433-1
駐車場 有り
九州自動車道の栗野ICからすぐの、
栗野中央公民館の隣りに鎮座

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