今日は鹿児島県さつま町の、
田原の棚田に来ています。
何をしているかって、
実は睡蓮(すいれん)を見に来ているのです。
画家クロード・モネの代表作
睡蓮(すいれん)をイメージして
5年前に、休耕地に植えたらしいのです。
スイレンの案内です。
鹿児島県のさつま町は、
昔、宮之城と呼ばれていた場所。
私の様な中高年には懐かしい地名です。
さつま町の役場から県道504号線を10分程走ると、
佐志という交差点があります。
交差点にはファミリーマートがあります。
その交差点を祁答院・加治木方面に
右折すると、右側が田原地区です。
道路沿いに案内があります。
曲がって突き当り、
左折するとこんなの可愛い、
案内が出てきますよ。
棚田に着きました。
田原の棚田に着きました。
3段の棚田があり、
それぞれに睡蓮の花が咲いてます。
睡蓮の花は、
ピンク、黄色、そして白の色を、
水の上から首を出しています。
棚田には上の段から、
水が注がれ、下の段の棚田へと、
段々に注がれています。
見物客への配慮も見られます。
棚田の入口には、
こんな案内板もありました。
おそらく、見物客が来るのでしょう。
そして一番高い場所には、
棚田を見渡せるような手造りの、
屋根付きの小屋まであります。
造りがいかにも稚拙で、
素人らしさがあふれています。
逆にそれが好感をもてるのです。
2組の年配夫婦が見物に訪れていました。
駐車場は5台分のスペースがあります。
豊増文夫さんの作。
実はこの棚田は、
農業委員だった豊増文夫さんの作。
5年前に作り始めたそうです。
目指したのは、
画家クロード・モネの作品、睡蓮のような、
画風をイメージしたもの。
その雰囲気に似ています。
休耕地だったといいますから、
それが立派な睡蓮畑になりました。
睡蓮は作るのが大変だが、
今ではそれが楽しみになっている、
本人に聞いたわけではないが、
あの小屋や看板を見るとそう思えます。
6月7月が見ごろです。
睡蓮は6月7月が見ごろです。
ただし夕方になると、
花がしぼむそうです。
ぜひ午前10時から、
午後2時頃が花を見るには、
おすすめの時間帯ですって。
私が伺ったのは、
5月の中頃でした。
それでもこの花の様子です。
睡蓮だけじゃなくて。
でもこの棚田は、
のんびりと過ごすにはぴったりです。
遠くに山々を望みながらゆったりとできます。
また水の張った水面には、
オタマジャクシがいっぱいです。
この数がカエルのなったら大変ですね。
またトンボが、
睡蓮の緑の葉っぱに
はねを休めています。
とてものどかなんです
ひさしぶりに味わう感覚でした。
田原の棚田
クロード・モネの睡蓮(すいれん)に似た
鹿児島県さつま町田原