鹿児島県薩摩川内市の、
川内港に新しくオープンした施設、
川内とれたて市場に行ってきました。
とれたて市場と同時にオープンしたのが、
川内港ターミナル・和の郷です。
新しくなった川内港ターミナルは、
有名なデザイナーが設計したもので、
建物全体に「和テイスト」が満載でしたよ。
川内港ターミナルは甑島航路です。
川内港ターミナルは、
川内港から甑島(こしきじま)へ行く、
甑島航路のためのターミナルです。
甑島へは、
いちき串木野市からも、
フェリーニューこしきが出ています。
今回、川内港からも新航路が出来て、
新造船「高速船甑島」の就航に合わせて、
川内港ターミナルがオープンしたわけです。
これからは、
車での乗船はいちき串木野市から、
旅客船は川内港からと、
甑島への旅が便利になりました。
水戸岡鋭治氏のデザインです。
川内港ターミナル・和の郷は、
外観から内装にわたって、
とてもオシャレなのですよ。
木をふんだんに使った、
心安らぐ落ち着いた空間になっています。
いるだけでなんだかワクワクします。
この川内港ターミナルは、
水戸岡鋭治(みとおかえいじ)さんが、
デザインされた建物なのです。
水戸岡鋭治さんは大活躍です。
水戸岡鋭治さんとは、
九州新幹線のつばめやさくらを、
手掛けたデザイナーで知られています。
また豪華寝台列車「ななつ星」や、
おれんじ鉄道の阿久根駅も、
水戸岡鋭治氏のデザインなのですよ。
「つばめ」や「阿久根駅」も、
九州産の木材をふんだんに使った、
「和」テイストの造りになってます。
あちこちに「和」テイストの空間。
水戸岡さんのデザインに使われるのが、
昔ながら「のれん」ですね。
ターミナルの入口でもお迎えしています。
待合室も落ち着いた雰囲気です。
これなら少々の待ち時間も、
気にならないですよね。
切符売り場も木が沢山使われていましたよ。
全体に広がる「和」テイストが素敵です。
名前の通りに「和の郷」になっています。
人にやさしい施設も。
待合室には、
薩摩川内の特産品のお土産屋や、
コーヒーが飲めるカフェもあります。
またトイレは、
車いすが利用できるのです。
人にやさしい造りになっています。
川内港ターミナルは、
甑島への旅行者だけでなく、
どなたも自由に利用できるそうです。
屋根の上には遊び心が。
川内港ターミナルの外には、
高速船甑島が着く、
船着き場があります。
船着き場から、
ターミナルを振り向いてみます。
すると、ターミナルの屋根に、
なにやら不思議なものがあります。
金属でできた風見鶏です。
また沖縄のシーサーのような、
狛犬も旅の安全を祈っているようです。
こんなところにも遊び心を感じました。
高速船甑島が接岸していました。
船着き場には、
丁度「高速船甑島」が、
次の出港準備中でした。
この新造船のデザインも、
水戸岡鋭治さんなのです。
今度は船のデザインとはすごいですね。
船の内部も木材が、
ふんだんに使われているとのことです。
まさに水戸岡ワールド全開でした。
甑島にはまだ行っていません。
川内港ターミナルを紹介したものの、
私は、まだ甑島には、
行ったことがありません。
でもこんな素敵なターミナルや、
高速船甑島を見ていると、
甑島へ旅してみたくなりました。
動画に撮りました。よかったらどうぞ。
あなたも川内港ターミナル・和の郷と、
お隣りの川内とれたて市場に、
遊びに行ってみませんか。
川内港ターミナル・和の郷
鹿児島県薩摩川内市港町京泊6131番23
電話 0996-41-5100
駐車場 200台
JR川内駅から車で約20分
JR川内駅からのシャトルバスで約25分
(高速船甑島の出向にあわせて運行)
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