鹿児島の歩き方です。
鹿児島県の出水市にきています。
出水市は見どころが多い場所です。
なかでも私のお気に入りは、
出水麓の武家屋敷群ですね。
薩摩武士の足跡が残る麓地区。
そんな麓地区に新たに出来たのが、
出水麓歴史館です。
さっそく、行ってみました。
出水麓歴史館の場所
出水麓(いずみふもと)歴史館は、
出水武家屋敷群の奥にある、
出水小学校の前にできました。
出水小学校は、
藩政時代の御仮屋があった場所で、
仮屋門が学校正門に残っています。
御仮屋門の前にできた、
出水麓歴史館の駐車場に入りました。
出水麓の散策拠点です。
出水麓歴史館は、
出水麓の歴史や文化について、
様々な資料で楽しく解説しています。
出水麓のジオラマや映像を、
使って出水麓を詳しく伝えます。
また刀や鎧など、
貴重なものも展示されています。
出水麓とは。
麓(ふもと)とは薩摩藩の、
外城(とじょう)制度により、
領内各地に置かれた武士集落です。
領内に110程ありましたが、
肥後(熊本)の国に隣接した出水は、
防備のために最大規模の麓でした。
そんな臨戦状態の出水麓では、
武士達が武芸に励んでいました。
そんな武士の生活を紹介しています。
出水麓のジオラマがあります。
出水麓のジオラマがあります。
薩摩藩で最大希規模の麓の様子を、
知ることができますよ。
今でも当時の町割りの、
町並みが残っているのです。
そこに人々が暮らしています。
刀や鎧が展示されています。
武士が戦闘に使った、
刀や鎧が展示されています。
麓には刀鍛冶もいて、
名刀が造られていたようですね。
長い麓の歴史では、
こんな鎧で戦うこともあったでしょうね。
日置流の弓術は実戦的です。
出水麓で行われていた弓は、
日置(へき)流と云われる弓術です。
まさに実戦の弓術です。
本物そっくりな武者姿の武士は、
身を伏せながら弓を引きます。
この武者姿の姿勢にビックリです。
日置流を使う出水麓の武士は、
選ばれた武士だったようですよ。
山田昌厳を紹介してます。
出水地区では、
歴史上の有名人は、
山田昌厳(しょうがん)です。
その山田昌厳について。
面白く紹介されていました。
山田昌厳は出水麓の地頭(じとう)です。
善政をしいて産業を興しました。
子弟教育にも力を尽くしました。
地頭に就任した時の逸話も紹介
昌厳の逸話も紹介してます。
地頭として出水にやってきた時に、
歓迎の宴が開かれます。
決起盛んな若者達が、
昌厳を試すために椀の中に、
茹でたカエルを入れて出します。
しかし何事無かったように、
そのままカエルを食べたそうです。
若者達は新地頭は只者じゃない
そう思いながら恐れたそうです。
逸話のお椀が置いてあります。
蓋を開けるとなんとカエルが入ってます。
子供達に逸話を教える工夫ですかね。
陣羽織を着て写真撮影ができます。
写真撮影のコーナーもありました。
日置流の武者姿の武将の前で、
陣羽織を着てポーズをとります。
烏帽子もあったのですが、
気付かずに陣羽織だけでしたが、
どうだったでしょうか。
麓の武家屋敷群へ行きました。
出水麓歴史館で、
麓の歴史を学んだあとは、
武家屋敷群の散策に行きました。
武家屋敷群の散策の前に、
出水麓歴史館に入るとお得ですよ。
ですから先に訪ねて下さいね。
出水麓歴史館
鹿児島県出水市麓町10番39号
電話 0996-68-1390
営業 9:00~17:00(入館は16:30)
定休日 毎月第3水曜日
(休日の場合は翌日)
入館料 510円:大人(高校生以上)
300円:小・中学生
駐車場 有り(無料)
JR出水駅から車で約5分
鹿児島市内の観光情報はこちら