鹿児島の歩き方です。
かごしま検定のグランドマスターの、
フィールドワークで訪問したのは。
開聞岳の裾野で東シナ海を望む、
花瀬望比(はなせぼうひ)公園です。
でも本当の目的は公園下の海岸です。
開聞岳が噴火した時に流れた、
溶岩が縄状に固まった岩の、
縄状玄武岩の海岸を見に来たのです。
花瀬望比公園の場所
花瀬望比公園があるのは、
鹿児島県指宿市の開聞町の、
薩摩富士と呼ばれる開聞岳の裾野です。
海岸線に立つ開聞岳の、
東シナ海に面した海側の裾野に、
整備された慰霊のための公園です。
開聞岳の前を走る、
国道226号線の開聞十町の信号から、
入った先に駐車場があります。
花瀬望比公園は慰霊の公園
花瀬望比公園は、
開聞岳の雄姿を背後に控え、
前に東シナ海を望む景勝地です。
元々花瀬公園がありましたが、
第二次世界大戦の戦没者の霊を、
鎮める聖地として整備しました。
特に大平洋戦争中に、
フィリピン方面で戦死された、
47万6千有余の霊を鎮めます。
様々な慰霊碑があります
花瀬望比公園には、
様々な慰霊の碑があります。
戦地で戦った兵士の像や、
夫や父親の安全を願う像を見ると、
平和な時代に感謝しました。
世界平和を願う、
やすらぎの鐘もありました。
ロシアのウクライナ侵攻が、
毎日続いていますが、
平和が訪れてほしいですよね。
開聞岳周辺の見所ポイント
花瀬望比公園の周辺には、
様々な見どころのポイントがあり
その中には開聞岳の噴火跡もあります。
海岸は縄状玄武岩があるのです。
グランドマスターのフィールドワークで、
この縄状玄武岩を見に来ました。
鹿児島大学の地質学の、
大木教授の講義を聞きながら、
海岸の溶岩跡を見てきます。
海岸は縄状玄武岩で覆われます。
グランドマスター達が
花瀬望比公園の海岸に降ります。
海岸には玉石がいっぱいです。
そこいら中は玉石がゴロゴロ
玉石が敷き詰められた足元は、
ちょっと歩きにくいです。
その先に縄状玄武岩があります。
縄状につながる溶岩原が、
広がっています。
開聞岳の噴火から流れました。
ここの海岸は、
弥生時代に起こった開聞岳の、
噴火で流れ出た溶岩で出来ています。
開聞岳から流れ出た溶岩は、
流動性が高く障害物を避ける時に、
曲がったりねじれてしまいます。
流動性が高い玄武岩が、
流れながら冷えて固まった地形は、
県の指定文化財になっています。
海岸から見える開聞岳の姿は、
今は静かなで美しい形ですが、
弥生時代には大噴火をしたのでしょうね。
花瀬望比公園の縄状玄武岩でした
今日は花瀬望比公園の、
縄状玄武岩を見てきました。
風光明媚な景観の地で、
縄状玄武岩を見ながら弥生時代の、
開聞岳の噴火に思いをはせました。
花瀬望比公園
鹿児島県指宿市開聞十町4208-1
電話 0993-32-5566
(かいもん山麓ふれあい公園)
駐車場 20台
鹿児島市内の観光情報はこちら