鹿児島県薩摩川内市の入来町に来ています。
入来町には入来麓武家屋敷があります。
武家屋敷そばにある大宮神社は、
君が代発祥の神社といわれています。
君が代発祥の神社・大宮神社で御朱印
大宮神社(おおみやじんじゃ)が、
前から気になっていたという、
その訳はというと。
県道328号線に面した、
大宮神社にはある看板があります。
たまに通る道なので、看板が気になるのです。
そこに書いてあるのは、
「君が代 発祥の地」
ええ、日本の国家「君が代」のこと?
御朱印も気になります。
国歌の「君が代」の発祥とは、
どんな神社なのか、
気になっていたのです。
また大宮神社の、
御朱印も気になります。
君が代 発祥の神社の、
御朱印をいただこうと、
参拝にやってきたのです。
大宮神社の由緒書きによると。
大宮神社が創建されたのは、
鎌倉時代とのことです。
ご祭神は、
大己貴命(おおなもちのみこと)です。
入来麓の武家屋敷を中心に、
この入来の周辺を治めた、
入来院氏の崇敬(すうけい)厚い神社でした。
入来麓の総社でした。
大宮神社は、
鎌倉時代から、
入来麓の総社(そうじゃ)でした。
総社(そうじゃ)とは、
地域内の神社のご祭神を、
集めて祀った神社のことです。
産業発展や縁結びの神として、
入来の郷民に、
厚く信仰されてきたのです。
神殿の横に案内がありました。
大宮神社の神殿の横に、
「君が代発祥」の案内板がありました。
それによると、
昔から奉納されている、
神舞の歌詞に君が代があるそうです。
それが明治になって、
歌い始められた国歌の、
基になっているそうです。
十二人剣舞で詠います。
この神舞は、
700年も前から踊り継がれ、
11月23日の例祭と大晦日に行われます。
その神舞の中に、
太刀を持って演じる、
「十二人剣舞」があります。
鬼神の前に出て、
「君が代は千代に八千代に
さざれ石の巌となりて、
苔のむすまで」と詠います。
これが国歌の始まりに、
なったといわれます。
大宮神社の御朱印
神殿にて参拝していると、
宮司さんがいらっしゃいましたので、
御朱印帳を預けました。
しばらくすると、
境内のご自宅にて書いて頂いた、
御朱印帳を持って来られました。
御朱印をみると、
「君が代」の歌詞が入っています。
これが発祥の神社の証です。
御朱印を集めている者にとっては、
こんなどこにも無い、
ユニークな御朱印がうれしいのです。
今日は、君が代発祥の地の、
大宮神社に参拝して、
貴重な御朱印も頂けました。
君が代発祥の神社・大宮(おおみや)神社
鹿児島県薩摩川内市入来町浦之名7208
電話 0996‐44‐3111
(薩摩川内市入来支所産業建設課)
九州自動車道・姶良ICから車で25分
JR川内駅から車で25分
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