今日は、
いちき串木野市の、
照島(てるしま)海岸に来ています。
照島海岸には、
照島神社や照島海の駅食堂に、
何度か来ています。
でも今日来たのは、
別な目的があるのです。
それは照島海岸の浜競馬です。
鹿児島県いちき串木野市の浜競馬、照島海岸を駆け抜ける馬たちに歓声を送る。
そんな祭りの中でも、
一度は見ておきたいと思う、
お祭りがいくつかあります。
照島海岸で行われる、
浜競馬の大会も、
そんなお祭りの一つなのです。
今回はなんとか都合をつけて、
いちき串木野市の照島海岸で行われる、
浜競馬を見にきたというわけなのです。
花見の余興で始まった。
今年(平成30年)の浜競馬は、
4月15日の日曜日に行われました。
浜競馬は昔から行われています。
始まったのは昭和33年です。
当時の荷馬車組合の花見の余興、
として馬を走らせたそうです。
そういえば、
昭和28年生まれの私が幼少の頃は、
市内でも馬が荷馬車をひいていましたね。
砂浜を走ります。
浜競馬が走るのは、
もちろん照島海岸の砂浜です。
浜競馬は全国でも唯一らしいですよ。
日本三大砂丘である、
吹上浜の北の端の部分が、
照島海岸になります。
その照島海岸の、
1,500メートルの砂浜を使い、
馬たちが疾走するのです。
多くの見物客であふれます。
浜競馬は地元の方を始め、
近隣の方々もこの日を、
楽しみにして待っていました。
浜競馬は、
馬の競技ではありますが、
もはや一大お祭りのようです。
堤防の下には、
多くの観客が席を取り、
さかんに声援を送ります。
名物のばふ~ん饅頭です。
浜競馬にも名物があります。
それが「ばふ~ん饅頭」です。
名前がちょっと気になりますが、
けっこう人気なんですよ。
わたしもお土産に買いました。
いよいよレースが始まりました。
大会本部席から、
ファンファーレがなり、
レースの始まりが告げられます。
最初に行われのが、
ポニーのレースです。
乗るのは少年少女達です。
スタートしても、
ゴールを目指さず、
海に向かって走る馬もいました。
可愛らしい騎手達が、
悪戦苦闘する姿がユーモラスです。
ポニーレースも観客のお楽しみです。
迫力あるばん馬レース。
農耕馬のばん馬のレースもあります。
身体が大きい馬なので、
とても迫力があります。
農耕馬といえども、
やはり馬ですので、
走るのは速いのですよ。
大人の騎手でも、
小さく感じるほどの大きい馬が、
砂浜を走る姿は感動さえ覚えますよ。
サラブレッドが疾走します。
最終レースは、
サラブレッドの決勝が行われます。
ここで一番速い馬が決まります。
サラブレッドのレースは、
コースを延長して行われます。
スタート地点ははるか遠くになります。
スタートフラッグが降ろされると、
はるか彼方から、
馬の姿が見えてきます。
これが串木野の浜競馬です。
だんだんと馬が近づき、
目の前を精悍な馬たちが、
砂浜を疾走していきます。
東シナ海の海をバックに、
照島海岸の砂浜を、
馬たちが駆け抜けていきます。
海の景色に溶け込む、
疾走する馬たち、
これが浜競馬の醍醐味です。
浜競馬のポニーレースの動画です。
小さな馬が砂浜を駆け抜けます。
ちょと遠目ですがご覧くださいね。
念願の浜競馬でした。
今日は、
念願の浜競馬を見てきました。
砂浜を走る馬も良かったですが、
子供達のユーモラスな姿も、
とても楽しめました。
まさに浜競馬は、
昔から地元の人々に、
愛されているのがわかりました。
やっぱり、照島海の駅食堂
漁協直営の海鮮丼がたまりません。
串木野浜競馬大会
鹿児島県いちき串木野市照島海岸
電話 0996-32-3111
(いきち串木野市観光交流課)
駐車場 大会時は臨時駐車場あり
JR串木野駅から車で約10分
鹿児島市内の観光情報はこちら
鹿児島市内の情報については、
鹿児島まち歩き 街案内をご覧ください。