薩摩川内市入来町にある入来麓の武家屋敷群の昔の町並みを探索。

 

入来武家屋敷群にある茅葺きの武家門

鹿児島県薩摩川内市の入来町の、
麓地区には入来麓武家屋敷群があります。

そこには藩政時代の街並みが残り、
旧増田家の住宅も保存されています。

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入来武家屋敷群の昔の町並み

入来武家屋敷群は、
薩摩藩の麓地区の一つで、
中世の町並みを残しています。

当時の名残りが、
良く保存されていることから、
重要伝統的建造物群保存地区に、
指定されています。

薩摩藩が領内各地に、
作った麓地区が、
鹿児島県内には残っているのです。


入来の武家屋敷群です。

入来武家屋敷の茅葺き武家門

入来麓の町並みの中で、
シンボルといわれるものが、
入来院家の武家門です。

この門は茅葺(かやぶき)で出来ています。
鎌倉時代以来の形式なのです。

この茅葺き門は、
鎌倉時代の形式を今に伝える、
非常に貴重なものなのですよ。

シンボルの茅葺きの武家門。

入来武家屋敷は玉石垣の町並み

入来麓武家屋敷の町並で、
目立つのが石垣です。
それも丸い石を積んだ玉石垣

その玉石垣の上には、
イヌマキの生垣があります。

河原の石を使った玉石垣。

この石は近くの樋脇川の、
河原の石なのですよ。
玉石垣が美しい町並みを作ります。

入来院氏の居城は清色城。

入来麓武家屋敷群の中心は、
入来院氏の居城・清色(きよしき)城です。

入来院氏の居所・清色城跡の碑。

入来院氏は、
鎌倉時代より数百年に渡り、
入来を治めました。

この清色城跡の碑の上には、
入来小学校の校舎があります。
碑の前には広馬場の跡が残っています。

広い道は広馬場の跡です。

 

清色城は学校の裏山に広がります。
城といっても中世の山城です。
見事な堀切が残っています。

入来小学校から眺める。

清色城跡に建つ入来小学校、
その校庭から入来の町を眺めました。

清色城の跡に建つ入来小学校。

入来のお殿様も、
ここから昔の武家屋敷を、
眺めたのでしょうかね。

入来小学校から入来の町が望めます。

 

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旧増田家住宅が残ります。

武家屋敷の中には、
無料で見学できる住宅があります。
それが旧増田家の建物です。

旧増田家住宅は重要文化財です。

歴史的にも非常に、
貴重な文化財で、国の、
重要文化財に指定されています。

旧増田家住宅を見学してきました。

旧増田家住宅は、
母屋、石蔵、浴室便所、洗い場が、
すべて保存されています。

所々に貴重な物も

旧増田家には、
貴重な物も残されています。

釘を隠すための金具です。

観光ボランティアの方が、
説明して下さいました。
器や備品には珍しいものがあります。

使っていた器も豪華なものです。

ちなみに見学は無料ですが、
9:00~17:00(入館は16;30)で、
月曜日がお休みですよ。

増田家住宅の内部です。

入来武家屋敷群を散策しました。

今日は、
入来武家屋敷群に行って、
のんびりと散策を楽しんできました。

この後に入来麓の総社である、
大宮神社で御朱印を頂きました。
大宮神社は君が代発祥の神社です。

 

後日、入来麓の清色城に登城した際に、
麓の町並を再び散策してきました。
その時の様子はこちらからどうぞ。
入来麓の玉石垣、赤城神社、かやぶき門から旧増田家住宅まで散策

入来麓に鎮座する赤城神社にも出くわしました。

入来麓に鎮座する赤城神社にも出くわしました。

入来麓武家屋敷群
鹿児島県薩摩川内市入来町浦之名麓
電話 0996-44-5200
(入来麓観光案内所)
駐車場 30台
・九州自動車道(姶良IC)から車で約25分
・JR川内駅から車で約25分

旧増田家住宅
鹿児島県薩摩川内市入来町浦之名77
電話 0996-44-4111
時間 9:00~17:00(入館は16:30)
定休日 月曜日(休日の時は火曜日)
料金  無料

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