鹿児島県霧島市横川町に鎮座する安良神社は大隅五社の一つで安良姫を祀ります。

 

安良(やすら)神社の御朱印を頂きました。

安良(やすら)神社の御朱印を頂きました。


 
霧島市横川町に鎮座する、
安良(やすら)神社に参拝してきました。

安良姫命を祀る、
大隅五社の一つに数えられる、
古い歴史を持つ神社です。

 

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安良神社は大隅五社の一つで安良姫を祀ります

安良神社が鎮座するのは、
霧島市横川町の上ノという地区です。
横川町の大隅横川駅より車で約10分程です。

大隅横川駅から、
横川中学校裏の道を天降川に沿って、
さつま町方面に進んだ右手にあります。
 

安良神社は大隅横川駅より車で10分程

安良神社は大隅横川駅より車で10分程

味のある手水舎で身を清めます。

参道の石段の手前に、
安良神社の手水舎がありました。
 

安良神社の手水舎です。

安良神社の手水舎です。


 
水を受ける鉢が二段になっていて、
下段の苔むした鉢に水が落ちます。
なんとも味のある手水舎ですよ。

安良神社の由緒書き

由緒書きによりますと、
創建は和銅元年(706年)とあります。
歴史的な言葉使いで書いてあります。
 

安良神社の由来が書いてあります。

安良神社の由来が書いてあります。


 

宮使えの女官であった安良姫が、
川辺で直垂(ひたたれ)を洗っていると、
白鷺が沢山飛んできたので、
見とれていたら片袖を流してしまいます。

安良姫はそのとがにより、
重罪に処せられようとしますが、
かねてより信仰していた、
十一面観音様に助けられます。

難を逃れた安良姫は、
この横川の安良岳に身を隠します。
しかし都や母の事を思い、
安良岳山頂で自殺してしまいます。

その後にこの里で、
怪異が度々起こったので、
村人は安良姫の霊を、
安良岳山頂に祀りました。

 
そして今から700年前に、
安良岳山頂から現在地に祀りました。

いや、何だか悲しい話ですね。
こんな話があったなんて知りませんでした。

安良神社は大隅五社の一つです。

また安良神社は、
大隅五社の一つに数えられます。

他の四社は、鹿児島神宮、霧島神宮、
加治木春日神社、福山宮之浦宮です。
 

安良神社は大隅五社の一つです。

安良神社は大隅五社の一つです。


 
神宮が三つも入っているので、
大隅五社の神社は、
格式が高いのでしょうね。

 

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安良神社の拝殿に参拝しました。

それでは安良神社の拝殿に、
参拝することにしましょう。
 

安良神社の拝殿にて参拝しました。

安良神社の拝殿にて参拝しました。


 
多くのご祭神がいらっしゃることと、
大隅五社の格式の高さを考えると、
参拝するのも身が引きしまります。

ご神木に圧倒されました。

安良天神の脇から、
高い場所にあるご神木への階段があります。
いかにも手作り風のコンクリート製です。

ご神木は樹齢400年の大木です。
この枝ぶりがすごいですよ。

下から御神木を見上げると、
その迫力に圧倒されてしまいました。
 

安良神社のご神木に圧倒されました。

安良神社のご神木に圧倒されました。

安良神社の御朱印を頂く

安良神社の御朱印は、
書置きで用意してありました。
御朱印が入った箱があります。
 

安良神社には書置きの御朱印が用意してます

安良神社には書置きの御朱印が用意してます


 
御朱印料は300円をお賽銭箱に納めました。
とてもシンプルな御朱印でしたよ。
 
安良神社のシンプルな御朱印です

安良神社のシンプルな御朱印です


 
思わずクスっとなったのは、
手指のアルコール消毒の容器が、
はかまを着ていたからです。
 
アルコール消毒の容器が袴を着ていました。

アルコール消毒の容器が袴を着ていました。

安良神社は地域で大事にされる。

横川町の安良神社は、
境内の掃除が行き届いていました。

この場所に祀られてから、
ずっと地域の方々に大事にされている、
神社なんだなと感じました。
 

安良神社がある横川町には、
県内最古のJRの木造駅舎の、
大隅横川駅もありますよ。
大隅横川駅は県内最古の木造駅舎で国の登録有形文化財です

国の登録有形文化財のJR大隅横川駅です

国の登録有形文化財のJR大隅横川駅です

 
安良神社(やすらじんじゃ)
鹿児島県霧島市横川町上ノ164
駐車場あり
JR肥薩線大隅横川駅より車で10分
 

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鹿児島まち歩き 街案内をご覧ください。

 

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