鹿児島の歩き方で、
訪れたのは重富の焼酎蔵元、
白金(しらがね)酒造です。
ここには創業時に建てられた
明治の石蔵が今でも使われ、
醸造過程を見学できるのです。
またこの石蔵には、
西南戦争の際に西郷隆盛が訪れた
という逸話が残っています。
白金酒造の場所
白金酒造があるのは、
鹿児島県姶良市の脇元です。
近くに重富海水浴場があります。
鹿児島市からは、
国道10号線を姶良方面に進み、
国道10号線バイパス交差点から、
旧国道に入ると700m程です。
またJR日豊本線の重富駅で、
降りると徒歩約2分程です。
石蔵ミュージアムの駐車場
白金酒造は旧国道を挟み、
石蔵が左右に建っています。
向かって右側には、
石蔵ミュージアムがあり、
ここの駐車場に停めました。
石蔵ミュージアムは、
石蔵で焼酎製造工程を見学でき、
芋焼酎や西郷隆盛との関わりを学べます。
石蔵ミュージアムの入口
石蔵ミュージアムの、
駐車場側からの入口には、
白金酒造の売店があります。
売店では、
代表銘柄の白金の露を始め、
白金酒造で造られる焼酎が並びます。
また地元姶良の加工食品や、
白金酒造のオリジナルシャツ、
特に前掛けはお土産にも良いかも。
売店の隣りが石蔵です
売店から中庭を通り、
焼酎製造の石蔵に行けます。
石蔵の中は、
見学できるようになっています。
ただし見学は予約が必要です。
実際に焼酎を造っているので、
予約は仕方がありませんね。
でもゆっくりと焼酎造りを学べますよ。
木樽蒸留器がありました
白金酒造の石蔵には、
大きな木の樽が並んでいました。
これは木樽蒸留器なのです。
杉材を組合わせた、
手作りの蒸留器です。
昔から使っているのでしょうね。
木樽蒸留器で造ると、
木の香りがほのかにつき、
深い味わいの焼酎になるそうです。
ウイスキーも、
木の樽に入れて熟成するけど、
木樽で美味しくなるのでしょうね。
麹部屋をのぞきます。
麹(こうじ)は焼酎造りには欠かせないもの。
この麹部屋で二晩かけて、
じっくりと麹を作るそうです。
麹部屋はドアを開けずに、
ガラスごしに覗きます。
麹の種類により、
焼酎の味に直結するので、
麹作りは大事な工程らしいですよ。
仕込みの甕(かめ)が並びます
石蔵の中には、
焼酎を仕込む甕(かめ)が、
びっしりと並んでいます。
この甕の中で、
蒸したサツマイモと麹と水で、
発酵してアルコールになります。
甕の中をのぞくと、
かなりの深さでした。
たっぷりと焼酎ができますね。
西郷隆盛翁も訪ねました
白金酒造は、
明治2年に創業されましたが、
明治10年に西南戦争が勃発します。
その西南戦争の際に、
西郷隆盛翁が白金酒造に来て、
蔵の全部の焼酎を買い上げたそうです。
薩摩軍兵士の、
元気付けの栄養ドリンクとして、
また傷口の消毒用に焼酎を使った、
という逸話が残っています。
白金酒造の石蔵は、
西郷隆盛翁も訪れた、
歴史的な場所なのですね。
石蔵は国の登録有形文化財
白金酒造の石蔵は、
平成13年に国の登録有形文化財に、
指定されています。
同じ年に姶良市山田地区の、
石造りの山田の凱旋門も、
登録有形文化財に指定されました。
石蔵ミュージアムでした
白金酒造の石蔵ミュージアムで、
焼酎造りや西郷さんの逸話を、
聞いてきました。
売店では代表銘柄の、
白金の露を買って帰りました。
白金酒造(石蔵ミュージアム)
鹿児島県姶良市脇元1933
電話 0995-67-1406
営業 10:00~1700
休日 水曜日、年末年始
料金 石蔵ミュージアムは見学無料
駐車 有
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