鹿児島県の指宿市の、
徳光(とっこう)神社を紹介します。
さつま芋発祥の地に鎮座する、
徳光神社はからいも神社と呼ばれる。
徳光神社はさつま芋の発祥の地
徳光神社は、
多くの参拝者が訪れる、
有名な神社ではありません。
でも知る人ぞ知る、
ある食べ物の歴史にとっては、
とても大事な神社なのです。
その食べ物とは、
「さつま芋」のことです。
鹿児島ではからいもと呼びます。
そのために、
徳光神社は別名を、
からいも神社とも呼ばれます。
山川はさつま芋の発祥の地。
さつま芋は、
名前の通り、薩摩の地から、
全国に伝わりました。
薩摩へは琉球から伝わりました。
その伝えた人物が、山川の漁師・
前田利右衛門(まえだりえもん)です。
前田利右衛門は、
琉球からさつま芋の苗を、
持ってきて山川の地に植えました。
そのために、
徳光神社がある山川を、
さつま芋の発祥の地となりました。
さつま芋が人々を救った。
伝わった当時は、
飢饉や台風の被害が多く、
人々は大変困っていました。
また火山灰の、
土壌が多い薩摩では、
育つ作物も限られていました。
さつま芋は、
災害や火山灰土壌でも育ち、
人々を救ったそうですよ。
甘藷翁の碑がありました。
からいもを伝えた、
前田利右衛門は、その後で、
甘藷翁(かんしょおう)と呼ばれ、
徳光神社に祀られるようになりました。
その甘藷翁の碑が、
徳光神社の境内にありました。
徳光神社に参拝しました。
徳光神社の拝殿にて、
前田利右衛門さんに、
敬意を表して参拝しました。
賽銭箱の奥には、
りっぱで大きなからいもが、
奉納されていましたよ。
さすがからいも神社です。
今でも地域の方々は、
甘藷翁を大事にされているのですね。
残念なのは御朱印がなかったこと。
徳光神社で、
少し残念だったことは、
御朱印がなかったことです。
徳光神社には、
宮司さんがいらっしゃいませんので、
御朱印が頂けないのです。
JR西大山駅のそば。
今日は山川に鎮座する、
別名からいも神社の、
徳光神社に参拝してきました。
本土最南端のJRの駅、
JR西大山駅の近くです。
指宿周辺にお越しの際は、
合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか。
徳光神社(とっこうじんじゃ)
鹿児島県指宿市山川岡児ケ水396
電話 0993-35-0811(徳光公民館)
駐車場 数台
JR西大山駅から徒歩15分
JR山川駅から車で約10分
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