出水市麓町の出水麓の武家屋敷群でいにしえの鼓動を感じた。

今日は、出水市にある、
江戸時代の面影が残る場所を紹介します。

それは出水麓(ふもと)武家屋敷群です。
江戸時代の武家屋敷があります。

鹿児島県内で最大規模の武家屋敷と、
当時の町並がそのまま残っています。

 

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出水麓の武家屋敷群は伝統的建造物群保存地区に指定

出水麓武家屋敷群は、
国の伝統的建造物群保存地区に、
指定されています。

約400年前から変わらぬ、
石垣や生垣と武家屋敷の門が、
残っています。

それらを見ながら、
麓武家屋敷群を散策すれば、
江戸時代にタイムスリップしたようです。

出水麓武家屋敷群からはいにしえの鼓動。

出水麓武家屋敷群からはいにしえの鼓動。

グランドマスターのフィールドワーク

実は、今回の訪問は、
鹿児島検定のグランドマスター達の、
フィールドワークでお邪魔しています。

鹿児島のことを知るために、
鹿児島検定のテキスト知識だけでなく、
現地で勉強しようとやってきました。

グランドマスターとは、
鹿児島検定のマスター試験に、
合格した鹿児島好きな人たちです。

  グランドマスターのフィールドワークで武家屋敷です。

グランドマスターのフィールドワークで武家屋敷に来ました。

薩摩藩の外城制度で作られました。

江戸時代の薩摩藩は、
領内を統治するために、
外城(とじょう)制度を取っていました。

薩摩の考えに、
「人をもって城となす」があります。

薩摩藩主の城は天守閣を持たない、
屋形造りでした。

その代わりに領内を、
110の外城で守らせていたのです。

一般公開の税所(さいしょ)邸です。

一般公開の税所(さいしょ)邸です。

出水麓は県内で最大規模です。

外城の武士達が住んでいた場所を
麓(ふもと)と呼んでいました。

出水地区は、
肥後(熊本県)との境の地でしたので、
藩の守りとして、重要な場所でした。

そのために、
ここ出水麓の武家屋敷は、
最大規模の外城であったのです。

国境だったので最大規模の武家屋敷

国境だったので最大規模の武家屋敷

武家屋敷は一般公開されています。

武家屋敷群は、
今でも住宅地となっています。
ここへの立ち入りは遠慮して下さいね。

でも、一般公開されいる屋敷もあります。
竹添(たけぞえ)邸税所(さいしょ)邸です。
あと武宮邸はお庭だけの公開です。

税所邸も公開されています。

税所邸も公開されています。

公開された武家屋敷には、
ボランティアガイドが常駐して、
無料で案内してくれますよ。

 

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篤姫のロケがありました。

竹添邸は、
2008年の大河ドラマ篤姫(あつひめ)
ロケ地として使われました。

竹添邸や税所邸の、
屋敷の中を見学すると、
当時の暮らしぶりがわかります。

やはり、武士の家でしたので、
刀や弓が常備され、
日頃からの訓練の跡がみられます。

雨の日にも弓の訓練ができる高い天井。

雨の日にも弓の訓練ができる高い天井。

 

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観光牛車も巡ります。

麓地区の護国神社には、
観光牛車(ぎっしゃ)がありました。

これは、武家屋敷群内を、
25分かけて、ゆったりと巡ります。
九州新幹線と同時に開業しました。

鳥居の向こうに観光牛車がありました。

鳥居の向こうに観光牛車がありました。

 

観光牛車の問合せは、
いずみ観光牛車会事務局(ホテルキング内)
電話 0996-62-1511
営業 11:00~15:00(要予約)
料金 大人1,000円小人500円
休み 月~金曜日

 

諏訪神社で御朱印も頂けます。

麓武家屋敷内には諏訪神社があります。
島津氏にゆかりがありますが、
子宝安産の神様としても有名です。

私も武家屋敷を散策した後、
立ち寄って参拝をしました。
そして御朱印を頂いてきました。

ここの諏訪神社の御朱印は、
シンプルな御朱印が多い神社では珍しく、
大きな朱印が二つある素敵な御朱印でした。

出水麓武家屋敷で歴史散歩。

今日は、
鹿児島県の出水市にある、
麓武家屋敷群を紹介しました。

県内最大規模の麓の町並は、
歴史散歩に丁度良いコースでした。

あなたも、
江戸時代の武家屋敷群の、
石垣や生垣に歴史を感じてみませんか。

出水麓武家屋敷群
鹿児島県出水市麓町
電話 0996-63-4061(出水市観光交流課)
駐車場 30台
営業  9:00~17:00
九州新幹線・肥薩おれんじ鉄道
「出水駅」から車で5分

鹿児島市内の観光情報はこちら

鹿児島市内の情報については、
鹿児島まち歩き 街案内で紹介しています。

 

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