今日は、鹿児島県南九州市の、
頴娃(えい)町にある石垣に来ています。
この石垣に古民家を改装した
お宿・福のやを見学にきました。
鹿児島県南九州市頴娃町の石垣にある古民家再生のお宿・福のやを紹介します。
この石垣はどんな所かと言いますと、
東シナ海の海が近いが、
はっきり言って田舎の町です。
日本のどこの田舎と同じように、
過疎で、さびれた町です。
でも藩政時代は、
貿易で栄えていた港町でした。
なにせ遣唐使船も来たというからすごいです。
当時の豪商の足跡が、
町のあちこちに残っています。
そんな隠れ家的な町なのです。
古民家が多い町。
昔は栄えていましたが、
現在は住む人も少なくなり、
空き家が目立つようになりました。
しかし、今、石垣の町に、
新しい動きが生まれつつあります。
それは、この空き家を使った動きです。
その古民家再生のひとつが、
くらしの宿・福のやなのです。
福のやを覗いてきました。
福のやさんは、
一軒家の古民家を改装しました。
中は古そうで新しい造りです。
この一棟貸切のシステムです。
よくあるバンガローの貸切スタイル。
ですから家族や仲間と、
ワイワイガヤガヤと泊まったり、
仲良し仲間と楽しめます。
ソファーで本を読むのも良いかも。
ソファーで、ゆっくりと、
本を読んで過ごすのもいいかも。
個室があるので、
静かに読書したり瞑想したり、
とにかく自由に過ごして下さい。
別の個室もあります。
寝室でも使い方は自由です。
キッチンも完備してます。
福のやさんでは、
基本的に食事は提供していません。
自炊のためのキッチンも完備しています。
もちろん冷蔵庫、電子レンジなど、
キッチンも自由に使って下さいね。
すてきなカウンターバーもあります。
お酒も持込自由です。
飲みながら語りあかすのいいですね。
もちろんバス・トイレ付です。
清潔なバスや洗面台もありました。
我が家にいるように、
ゆっくり過ごして下さいね。
福のやさんのコンセプトは、
暮らすように楽しんでもらうことです。
頴娃の町並を楽しんだ後は、
頴娃の日常を暮らすように、
この一軒家を使ってほしいそうです。
頴娃のお福わけ商店がありました。
福のやさんの入口の引き戸を、
ガラガラと開けると、
懐かしい土間になっています。
その一角にあるのが、
頴娃のお福分け商店です。
「福」のおすそわけです。
頴娃のいいものを集めた、
田舎のセレクトショップらしいです。
ここでミニキャロットティーを買いました。
御主人は頴娃に移住しました。
福のやのご主人は、
頴娃の町が気に入って移住しました。
移住者は他にもいるそうですよ。
御主人は、
福のやの運営を通して、
頴娃と石垣の良さを伝えたいとの事です。
またそこに住む若者が移住者達が、
集まって町おこしを始めました。
それがNPO法人・頴娃おこそ会です。
頴娃おこそ会のホームページ
御主人も頴娃おこそ会のメンバーで、
福のやの運営は頴娃おこそ会の、
活動のひとつでもあります。
塩やは最初に再生した古民家です。
こちらも見学してきました。
暮らしの宿 福のや
鹿児島県南九州市頴娃町別府503-4
電話 050‐3567-1850(10:00~17:00)
石垣アクセス
鹿児島市から車で1時間20分
指宿市から40分
JR指宿枕崎線 石垣駅より徒歩10分
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