鹿児島県の大隅半島にある、
志布志市に来ています。
目的は禅寺の御朱印です。
その禅寺とは大慈寺(だいじじ)
古いお寺なのですが、
あの西郷隆盛にもゆかりの寺。
西郷どんや大久保利通も、
座禅をしたという、
大慈寺で御朱印を頂いてきました。
鹿児島県志布志市にある西郷隆盛も座禅を組んだ禅寺の大慈寺で御朱印を頂きました。
大慈寺の前にやってきました。
寺の前には石の門と、
仁王様が立っています。
この仁王様は、
阿吽(あうん)の仁王様で、
門の両側で参拝者を迎えます。
口を開けている、
左側の阿形像(あぎょうぞう)は、
県の指定文化財になっています。
大慈寺の境内を進みます。
大慈寺は、
臨済宗(りんざいしゅう)の、
禅寺のお寺です。
緑にあふれた境内は、
禅寺の凛(りん)とした、
雰囲気が漂っています。
石段を進むと、
次第に大慈寺の本堂が、
少しづつ見えてきました。
大慈寺の本堂です。
大慈寺の本堂は、
歴史の持つ風格を感じます。
回りの緑に溶け込んでいます。
大慈寺の創建は、
室町時代と云いますから、
相当な歴史がありますよね。
最盛期には、
臨済宗十刹(じっさつ)の一つとして、
100名以上の僧侶がいたそうです。
西郷さんも座禅をしました。
大慈寺の記録には、
西郷隆盛や大久保利通、
東郷平八郎が記載されています。
なぜかというと、
なんとみんなは、
大慈寺に座禅に来ていました。
明治維新で活躍した人々が、
薩摩城下から離れた場所で、
座禅をしていたなんてビックリです。
座禅の訳は。
西郷さん達が来ていたのは、
幕末期の勤王僧として知られた、
柏州(はくしゅう)和尚がいたから。
座禅をしながら、
柏州和尚の教えを、
乞うていたそうです。
明治初期の、
廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で、
大慈寺も廃寺となりました。
しかし、
早い時期に復興できたのは、
柏州和尚の存在があるそうです。
大慈寺の御朱印を頂きました。
本堂の先には、
柏州和尚が晩年を過ごした、
大慈寺の書院があります。
その先にある寺務所で、
御朱印帳を預けました。
書院を見ながら待ちました。
しばらくすると、
御朱印をしたためた、
御朱印帳を持って来られました。
大慈寺の御朱印です。
大慈寺の御朱印を頂きました。
御本尊の南無観世音菩薩が、
書いてあります。
朱印の色が薄かったですが、
なかなか風格のある御朱印でした。
大慈寺の本殿と一緒に撮影。
西郷隆盛もかよった禅寺、
西郷どんゆかりの御朱印です。
今日は歴史ある禅寺、
大慈寺で参拝して、
西郷どんの御朱印を頂いてきました。
志布志の御朱印めぐり。
今回は、
志布志で御朱印巡りでした。
近くの山宮神社でも、
御朱印を頂きました。
大慈寺(だいじじ)
鹿児島県志布志市志布志町志布志2丁目1-19
電話 099‐472‐1179
駐車場 30台
JR志布志駅から徒歩約10分
末財部ICから車で約30分
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