鹿児島の歩き方で、
薩摩半島の南端に位置する、
大野岳(おおのだけ)に登ってきました。
山頂までは車で行けますので、
駐車場からは茶寿(ちゃじゅ)階段と、
呼ばれる108段の階段を登るだけです。
山頂には素晴らしい眺望が待っていました。
そんな大野岳を紹介しますね。
大野岳の場所
大野岳があるのは、
南九州市の頴娃町の郡という場所です。
頴娃は(えい)と読みます。
頴娃町はお茶の生産で有名です。
大野岳の周りも茶畑が広がっていますよ。
東頴娃茶生産組合近くから登りました。
登山道といっても舗装されていますので、
正確には車で登ったのですが。
大野岳公園の駐車場
大野岳の山頂付近に到着すると、
大きな駐車場と大野嶽神社がありました。
周辺は大野岳公園として整備されています。
駐車場にはトイレも完備されています。
ちなみにここから山頂までは5分程ですが、
山頂にはトイレがありませんよ。
大野岳公園の案内図がありました。
大野岳山頂付近の案内図がありますので、
周辺を把握しておきましょうね。
大野嶽神社の横の道を進むと、
茶寿階段という108段の階段があります。
茶寿階段を昇ると山頂です。
大野嶽神社の横を通ります。
大野岳公園の一角には、
歴史ある大野嶽神社が鎮座します。
その大野嶽神社の横に山頂への道が、
ありますので、このまま通り過ぎますね。
茶寿階段とは
山頂までの坂道には階段があります。
この階段は茶寿階段と呼ばれます。
茶寿とは108歳の長寿を祝う呼名です。
還暦、古希、米寿とかの呼び名です。
茶の字を分解すると八十八、十、十となり、
合わせると108になるので108歳を茶寿というそうですよ。
そしてこの階段が108段あって、
頂上に着くまでに長寿を祈願しながら、
一段一段踏みしめながら登りました。
階段には長寿祝いの言葉があります。
まず目に入ったのが還暦(かんれき)です。
還暦は60歳の呼名ですね。
赤いちゃんちゃんこを着てお祝いします。
何を隠そう、私は還暦を迎えてから、
何か新しい事をしようと考えて、
このブログ「鹿児島の歩き方」を始めました。
つぎに古希(こき)が出てきました。
古希は70歳を祝う言葉ですね。
古希まではまだまだですが、頑張ります。
茶寿の頂上に着きました。
いよいよ頂上が見えてきました。
この辺りでも相当の長寿ですね。
108段の階段の最後はもうすぐです。
やったー、頂上の茶寿です。
108歳のここまでに、歳を重ねて元気で、
「鹿児島の歩き方」ができたら最高だな。
階段の前には展望台の案内板がありました。
大野岳展望台は右と左に分かれます。
しろろは標高466mから付けられました。
きらり天望台からの眺め
まずはきらり天望台に行ってみましょう。
まさに大パノラマが広がっていました。
108段の階段を登った後のごほうびかな。
薩摩半島南端の海岸線と東シナ海、
頴娃の町並みと遠くに枕崎が見えます。
すこし曇りでしたがそれでも大迫力です。
左に目を移すと、
薩摩富士と呼ばれる開聞岳が見えます。
しろろ展望台からの眺め
それではしろろ展望台に移りましょう。
ここはコンクリート製の展望台です。
足元には場所の方角を示す矢印があります。
先ほどの開聞岳と、
九州最大のカルデラ湖である池田湖
さらに奥には大隅半島が見えます。
大野岳の麓に広がるお茶畑です。
左側の緑一色になっているのはお茶の畑です。
南九州市は日本一のお茶の産地なのですよ。
三寿めぐりの案内
大野岳山頂で360度のパノラマを楽しんで、
駐車場まで帰ってきました。
すると駐車場のトイレの壁にこんな物を発見。
開運奉行が出したえい道中御触書です。
芋掘り天国の刑なら受けてみたいですね。
そして三寿巡りの案内です。
三寿を巡ると良い事があるようですね。
いずれもパワースポットと呼ばれる場所です。
まずここ大野岳です、大野嶽神社があります。
あと釜蓋神社と、さらに番所鼻公園です。
すべて風光明媚な場所でもあります。
大野岳は360度の展望でした。
大野岳は車で山頂まで行けるのがいいですね。
歩くのは108段の茶寿階段を登るだけです。
手軽にすばらしい展望が見られました。
大野岳公園
鹿児島県南九州市頴娃町郡
問合せ 0993-36-1111
(南九州市頴娃支所地域振興課)
指宿スカイライン「頴娃IC」から車で約15分
駐車場 有