鹿児島県霧島市の、
嘉例川(かれいがわ)駅に、
立寄った時のことでした。
たまたまホームに、
入ってきた列車は、
「はやとの風」でした。
県内最古の木造駅舎。
先ずは、嘉例川駅からです。
嘉例川駅の駅舎は木造なのです。
しかも鹿児島県内で最も古い駅。
非常に貴重な物ですので、
登録有形文化財になっています。
無人駅ですが、
現在でも現役なのですよ。
トリップアドバイザーでも紹介。
JR九州や地元の観光協会が、
嘉例川駅をPRしています。
また世界的な旅行口コミサイト、
トリップアドバイザーの、
エクセレンス認証を受けました。
そのために多くの方が、
その古い木造駅舎を見ようと、
毎日のように訪れているのです。
はやとの風は観光列車です。
次に、はやとの風ですが、
2004年、九州新幹線が、
部分開業した時に運行を開始しました。
九州新幹線の効果を、
さらに高めるために作られた、
新幹線に接続する観光列車でした。
その後、JR九州は、
多くの観光列車を走らせますが、
そのはしりがはやとの風なのです。
黒い車体が入ってきます。
私が、嘉例川の駅舎を、
見学しているときに、たまたま、
はやとの風が入ってきました。
これはラッキーと思い、
写真に収めようとホームで待ちました。
やがて黒い車体に、
塗装された「はやとの風」が、
近づいてきました。
落ち着いた黒い色の車体は、
嘉例川駅の古い駅舎に、
何だかマッチしているようです。
木造りの温かい内装。
はやとの風の内装は、
木材を使っているので、
とても温かみがあります。
木材の色も明るいので、
列車の中は非常に明るいのです。
車窓から外に向かって、
イスが配置された、
展望席も用意されています。
嘉例川駅での停車時間は5分。
はやとの風は、
嘉例川駅では5分間停車します。
さすが観光列車ですよね。
5分間の内に、
乗客の方々は、木造駅舎を、
見学したり記念写真を撮ったりします。
列車から降りたお客様は、
皆さん思い思いに、
嘉例川駅舎を楽しんでいるようです。
客室乗務員が車掌も担当。
はやとの風は、
肥薩線の吉松駅と鹿児島中央駅を、
1日に2往復が運行されています。
列車の中で、
乗客のお世話をするのが、
客室乗務員のお嬢さんです。
車掌が乗務しないときは、
車掌の代わりに社内改札を、
行うこともあるそうです。
嘉例川駅では、
記念撮影のシャッターを押したり、
発車時間の呼びかけをしたり、
短い停車時間に動き回ります。
嘉例川駅ではやとの風を見送り。
あわただしい停車時間が、
過ぎると嘉例川駅を後にします。
たまたま、
嘉例川駅に居合わせた私は、
はやとの風を見送ったのです。
JR嘉例川駅(かれいがわえき)
鹿児島霧島市隼人町嘉例川
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