鹿児島の歩き方です。
鹿児島空港がある溝辺町にきています。
鹿児島空港の先にある、
高屋山上陵に参拝にきました。
鹿児島の神代三山陵の一つですが、
高屋山上陵だけが、
参拝していませんでした。
高屋山上陵の場所
高屋山上陵(たかやさんじょうりょう)は、
霧島市溝辺(みぞべ)町の、
鹿児島空港のそばにあります。
鹿児島空港前を走る、
国道504号線を北に向かって、
2㎞程走った右側道沿いにあります。
高屋山上陵のバス停の先に、
石碑と長い石段が見えます。
高屋山上陵の入口
高屋山上陵のバス停の先に、
国道504号線の脇に、
駐車スペースがあります。
高屋山上陵の入口前の、
広場には石碑が立っています。
その横に長い石段があります。
200段近くある石段が、
近寄りがたい雰囲気を、
漂わせています。
参道の石段を登ります。
普段の運動不足から少々きついですが、
登り終ると少し達成感がありました。
もう一つの西参拝道があります。
実は参拝道はもう一つあります。
石段のある南参拝道口から、
国道504号線を行くとありますよ。
国道から西参道入口に折れて、
道なりに進んでいくと、
西参拝道の石碑があります。
西参拝道は、
なだらかな坂道ですので、
息が切れることはありませんよ。
高屋山上陵の拝所
南参拝道か西参拝道を登り、
着くのが杉木立に囲まれた
高屋山上陵の拝所です。
鳥居の先は標高390mの神割岡です。
拝所から60m上にある山頂に、
陵墓があるのです。
陵墓はもちろんですが、
神割岡自体が神聖な場所なので、
立る入ることはできません。
高屋山上陵は天皇家の古い御墓
高屋山上陵は、
天皇家の古い御墓になります。
それも神話の時代のお墓なのです。
高屋山上陵に祀られているのは、
天津日高彦火火出見尊
(アマツヒダカヒコホホデミノミコト)
ニニギノミコトの息子で、
山幸彦とも呼ばれています。
天皇家の方々が参拝
天皇家の方々にとっては、
ご先祖様が祀られるお墓になりますので、
今までに参拝されているのです。
明治5年に明治天皇が参拝され、
大正9年には皇太子時代の、
昭和天皇が参拝されました。
さらに昭和37年には、
皇太子時代の上皇と上皇后が、
参拝されているのですよ。
ですから高屋山上陵は、
宮内庁の管轄地にもなっています。
高屋山上陵は神代三山陵の一つ
鹿児島県内には、
天皇家の古い御墓である、
三つの山陵・神代三山陵があります。
まず薩摩川内市にある、
可愛山陵(えのさんりょう)です。
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の御陵です。
そして高屋山上陵です。
山幸彦(ヒコホホデミノミコト)の御陵、
ニニギノミコトの子供になります。
さらに鹿屋市の、
吾平山陵(あいらさんりょう)です。
ここは鵜葺草葺不合命
(ウガヤフキアエズノミコト)の御陵です。
山幸彦の子供になります。
そしてその子供が
初代神武天皇になります。
初代神武天皇につながる、
三代の御陵の神代三山陵が、
鹿児島県内にあるってすごいですね。
高屋山上陵に参拝しました
今日は鹿児島空港そばの、
高屋山上陵に参拝してきました。
拝所では凛とした空気を味わってきました。
高屋山上陵
鹿児島県霧島市溝辺町麓菅口
電話 0995-45-5111(霧島市観光課)
駐車 有
鹿児島空港から国道504号を、
横川方面に約10分
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