薩摩川内市の祁答院(けどういん)町にある、
藺牟田池(いむたいけ)に来ています。
やってきたのは桜の花が咲く季節です。
お花見を兼ねて散策にきました。
藺牟田池はラムサール条約に登録された貴重な湿原
藺牟田池は、
七つの外輪山に囲まれた、
周囲が約4キロの火口湖です。
手つかずの自然が残され、
釣りやボート、サイクリングが、
楽しめる公園になっています。
藺牟田池の湖畔には、
約2,000本の桜が並ぶ、
お花見の人気スポットでもあるのです。
駐車所に到着です。
藺牟田池の駐車場は、
200台分あるとのことですが、
お花見客なのかほぼいっぱいでした。
藺牟田池の、
周辺地図を見ながら、
池の周りを歩いてみます。
池の周回道路には、
桜の木が植えられ、
ピンクの花が咲いていました。
やはりボートが良いですね。
藺牟田池に来たら、
皆さんが利用するのが、
やはりボートですかね。
この時期であれば、
岸辺に咲く桜の花を、
ボートから見られますよ。
利用料金表がありました。
ちなみに私はボートよりも、
散歩することにしました。
天然記念物の浮島。
藺牟田池には、
貴重な自然環境が残っています。
その一つが天然記念物の浮島です。
泥炭形成植物群と呼ばれます。
藺牟田池の奥の半分には、
300程の浮島が浮かんでいます。
近くに行くと、
湿原になっていて、
水の中に植物が群生しています。
貴重なベッコウトンボもいます。
また湿原には、
貴重な動物も生息しています。
なかでもベッコウトンボは、
絶滅危惧種になっていて、
捕獲が禁止されています。
体や羽根の色がベッコウ色で、
4月中旬から6月下旬に、
見られるそうです。
ラムサール条約に登録。
藺牟田池は、
平成17年にラムサール条約に、
登録されました。
ラムサール条約とは、
国際的に貴重な湿原に関する、
国際条約です。
泥炭形成植物群や、
貴重なベッコウトンボを、
守り活用しようとしています。
サイクリングが良いかも。
藺牟田池の周りには、
サイクリングロードが、
整備されています。
(レンタサイクルは400円です)
浮島の近くも走るので、
時々、自転車を停めて、
貴重な動植物を観察できますよ。
サイクリングしながら、
自然を肌で感じるのも、
良いかも知れませんね。
今日は、
藺牟田池に行きましたので、
池の様子を紹介してみました。
洗川あじさい園は5,000株が無料です。
洗川あじさい園は50種類・5,000株のあじさいが見学無料です
藺牟田池(いむたいけ)
鹿児島県薩摩川内市祁答院町
伊牟田1993番地4
電話 0996-56-1111
(薩摩川内市役所・祁答院支所)
鹿児島市より車で50分
鹿児島空港より車で45分
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