鹿児島県薩摩川内市に来ています。
市街地に近い場所に、
古くから信仰されてきた神社があります。
新田(にった)神社です。
新田神社は小高い山の上にあります。
新田神社は神亀山山頂に鎮座する
その山は丸く、
亀の形をしていることから、
神亀山(しんきさん)と呼ばれます。
新田神社は、
神亀山の上にあるために、
長い階段の参道を登ることになります。
参道には桜の木があり、
桜の季節になると、
みごとな桜の花咲く参道に変わります。
参道を回るように車道もあり、
参道の途中や頂上にも、
沢山の駐車場もありますよ。
新田神社は薩摩一之宮。
長い参道の階段は300段あります。
それを登ると、頂上にある、
新田神社の社殿に着きます。
創建の時期は諸説ありますが、
古くから薩摩国の一の宮として、
人々に信仰されてきました。
由緒があるせいか、
新田神社の境内はおごそかな、
雰囲気に包まれていましたよ。
歴代藩主の崇敬を集めました。
社殿は、島津義弘・家久が、
慶長年間(1596~1615)に、
造営・寄進したものです。
それ以来、
薩摩の歴代藩主による、
造営や改修が続けられました。
そのせいでしょうか、
本殿や拝殿などは、
見事な造りになっています。
可愛山陵が隣りにあります。
新田神社のご祭神は、
ニニギノミコトになります。
まずはご祭神に参拝した後に、
もう一か所、別に参拝します。
それは社務所の前を、
通り抜けて進むと、
境内の裏側にあります。
それがニニギノミコトの陵墓、
「可愛(えの)山陵」です。
陵墓とは天皇家先祖のお墓のこと。
可愛山陵は、
天皇家のご先祖様ですので、
宮内庁が管轄しているのです。
鹿児島には神代三山陵がある
鹿児島には、
初代天皇の神武天皇につながる、
天皇家の陵墓・神代三山陵があります。
そしてウガヤフキアエズノミコトの息子が、
初代天皇の神武天皇になるのです。
神武天皇につながる神代三山陵です。
御朱印も頂きました。
拝殿の横に授与所があります。
そこで御朱印を頂きました。
授与所のある場所と、
拝殿はこのような回廊で、
結ばれています。
本殿、拝殿、舞殿などを、
つなぐ回廊の配置は、
県内で唯一のものなのです。
新田神社の御朱印です。
新田神社の御朱印です。
シンプルな御朱印でした。
神亀山の文字があり、
新田神社の朱印を合わせて、
三か所に朱印が押されています。
新田神社を紹介しました。
今日は、薩摩川内市にある、
新田神社を紹介しました。
歴史ある社殿や、
可愛山陵の陵墓に参拝して、
素敵な御朱印も頂いてきましたよ。
あなたも良かったら、
薩摩国一之宮の新田神社に、
参拝してみませんか。
泰平寺(たいへいじ)があります。
ここでも御朱印を頂きましたよ。
新田神社(にったじんじゃ)
鹿児島県薩摩川内市宮内町1935-2
電話 0996-22-4722
駐車場 500台
肥薩おれんじ鉄道「上川内駅」徒歩7分
JR川内駅から車で約10分
JR川内駅からくるくるバス
(市内循環バス)で東回りが便利。
鹿児島市内の観光情報はこちら
鹿児島まち歩き街案内で紹介します。