鹿児島県薩摩川内市の藤川天神の御朱印と西郷隆盛の愛犬ツンの銅像を紹介します。

鹿児島県薩摩川内市の東郷町に、
鎮座する藤川天神は梅の名所です。

また西郷隆盛のゆかりの地でもあります。
西郷さんの愛犬ツンの銅像があります。

 

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藤川天神の御朱印と西郷隆盛の愛犬ツンの銅像

藤川天神は、
菅原道真公を祀る神社で、
地元では菅原神社と呼ばれています。

ここまでは、
日本各地にある○○天神や、
○○の菅原神社と同じですね。

でもここ藤川天神には、
菅原道真公が実際にいたという、
伝承があるのです。

実は、大宰府から、
難を逃れて藤川天神まで来て、
ここで余生を過ごしたというのです。

東郷町に鎮座する藤川天神、別名菅原神社です。

東郷町に鎮座する藤川天神、別名菅原神社です。

臥龍梅は道真公が手植えした。

そして境内には、
道真公が手植えした1株の梅が、
150本の臥龍梅(がりゅうばい)
になったと云われます。

臥龍梅は、梅の幹が、まるで龍が、
地上をはっているように見える梅の木で、
国の天然記念物に指定されています。

菅原道真公の手植えと云われる臥龍梅(がりゅうばい)

菅原道真公の手植えと云われる臥龍梅(がりゅうばい)

藤川天神は、梅の名所で、
3月上旬には多くの梅見客で賑わいます。

また、学問の神様なので、
受験シーズンは、受験生と、
その家族が合格祈願に訪れます。

梅の名所・藤川天神の社殿です。

梅の名所・藤川天神の社殿です。

藤川天神の御朱印も頂きました。

私は、神社やお寺に来た時は、
御朱印を頂くようにしています。

藤川天神の御朱印は、
丸印と角印が押された、
シンプルな御朱印でした。

今までに集めた御朱印は、
こちらで紹介しています。

藤川天神の御朱印を頂きました。

藤川天神の御朱印を頂きました。

西郷どんも参拝に訪れました。

明治6年に下野した西郷どんは、
県内各地の温泉に行き、
野山で猟を楽しんでいたそうです。

藤川天神の近くで猟をしていた、
西郷どんは、参拝に立ち寄り、
境内で近所の犬に出会います。

これがツンと呼ばれる猟犬で、
ピンと耳が立った薩摩犬でした。
西郷どんは一目見て気に入りました。

 

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愛犬ツンの銅像があります。

西郷どんは、犬の所有者である、
東郷町藤川の前田善兵衛に、
ゆずってほしいと頼みます。

最初は、断られたそうです。
しかし、何度かの交渉の末に、
根負けした善兵衛さんはツンを譲ります。

そんな愛犬ツンの銅像が、
藤川天神の参道の脇に立っています。
このツンは今にも走り出しそうですよ。

この銅像のツンは、
鹿児島の彫刻美術の重鎮、
中村晋也先生が造られました。

西郷どん(西郷隆盛)の愛犬ツンの銅像。

西郷どん(西郷隆盛)の愛犬ツンの銅像。

上野の西郷さんの犬もツンです。

ちなみに、西郷どんは、
東京の上野公園に銅像がありますが、
あの西郷どんも犬を連れていますよね。

実は、あの犬もツンなのです。
ですからツンは銅像が、
二つもある犬なのですよ。

銅像が2体ある犬はツンだけです。

銅像が2体ある犬はツンだけです。

西郷どんゆかりの藤川天神。

そんなわけで、
西郷どんゆかりの地というのは、
愛犬ツンをとりまく話でした。

ツンの銅像と境内の梅を見ていると、
西郷どんが野山をめぐって、
猟を楽しむ姿が浮かんできました。

西郷隆盛は藤川天神の近く、
川内高城温泉に逗留しながら、
猟を楽しんでいました。

 

西郷どんの愛犬ツンの銅像
藤川天神(菅原神社)の境内
鹿児島県薩摩川内市東郷町藤川
電話 0996-42-1111
JR川内駅より南国バス「藤川天神」下車。
国道267号の東郷支所より、
県道46号を北上、車で約20分

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鹿児島まち歩き 街案内で紹介しています。

 

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