鹿児島県の指宿にそびえる開聞岳は、
美しい山の形から薩摩富士と呼ばれます。
その開聞岳の麓にある、
枚聞(ひらきき)神社を訪れました。
開聞岳がご神体の枚聞神社
実は、枚聞神社のご神体は、
この開聞岳になるのです。
最初に創建された時は、
開聞岳の南麓にありました。
9世紀ごろには、
開聞岳の度重なる噴火があり、
この地に移ってきました。
平安時代のころまでは、
開聞岳って噴火をしていたのですね。
今はおとなしくしているけど。
枚聞神社は薩摩国の一宮。
平安時代以降には、
一宮制度ができると、
枚聞神社は薩摩国の一宮になりました。
それ以降は島津氏の、
信仰を受けて栄えました。
それで神殿も立派なのですね。
また枚聞神社は、
昔からご利益を求めて、
参拝者の多い神社でした。
また、近年は、
パワースポットとしても、
若い女性の参拝が増えています。
航海安全の神様。
枚聞神社のご神体である、
開聞岳は薩摩半島の南端にあり、
鹿児島湾に入口にそびえます。
そのために、古くから、
船の目印になったことから、
航海安全の神様として信仰されました。
今でも南薩摩の神社の中心として、
多くの参拝者が絶えません。
枚聞神社の御朱印を頂く。
私はいつも神社に参拝すると、
御朱印を頂くようにしています。
ここでも枚聞神社の、
社務所に寄って、
御朱印をお願いしました。
枚聞神社の御朱印は、
薩摩国の一宮の朱印が入り、
シンプルですが素敵な御朱印でした。
近くには観光スポットあり。
枚聞神社の近くには、
ご神体である開聞岳をはじめ、
池田湖などの観光スポットがあります。
また先ほどの唐船峡は、
冬でも営業している、
そうめん流しが有名です。
それらを見て回る途中で、
枚聞神社で参拝するのも、
良いかも知れませんね。
枚聞(ひらきき)神社
鹿児島県指宿市開聞十町1366
電話 0993-32-2007
・列車 JR指宿枕崎線の
「開聞駅」から徒歩で10分
・車は指宿から国道226号の
開聞町の十町交差点を右折
鹿児島市内の観光情報はこちら
鹿児島まち歩き 街案内で紹介しています。