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大汝牟遅神社(おおなむちじんじゃ)
鹿児島県日置市の、
吹上町にある神社に参拝しました。
その神社は大汝牟遅神社です。
参拝して御朱印も頂いてきました。
大汝牟遅はおおなむちと読みます。
なかなか読めないですよね。
大汝牟遅神社は、
色々と魅力ある神社なのですよ。
大汝牟遅神社は島津家の守り神
大汝牟遅神社の創建には、
様々な説があってはっきりしません。
島津忠久(島津家の創始)が、
鶴岡八幡宮から、
八幡神を勧請したという説。
また奈良の大和明神を、
勧請したという説などがあります。
ただ地元を支配していた、
伊作島津家の尊崇が、
篤かったことは確かです。
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伊作島津氏の尊崇が篤かった神社。
大汝牟遅神社は神話の時代から
昔々ニニギノミコトが霧島に、
降臨されたあとに、しばらく、
ここで宮居されたとも伝えられます。
また古事記にも記されていますが、
貝に濡れた砂を盛ると、
神の御神徳があったそうです。
そのことから、
毎年元旦に吹上浜の砂を、
盛った貝をお供えしています。
潮浜参りと呼ばれるこの風習は、
社殿前に置かれた多くの貝と砂が、
今でも続いていることを教えてくれます。
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古事記に記載された風習です。
流鏑馬(やぶさめ)も行われます。
島津忠良(日新公 島津中興の祖)に
より始められた流鏑馬(やぶやめ)が、
毎年11月23日に行われます。
武の国、薩摩では、
各地で流鏑馬が行われていましたが、
現在では貴重な奉納行事になりました。
銀杏の木にも祈願しました。
大汝牟遅神社の拝殿にて参拝した後に、
境内の木にも手を合わせました。
この祈願木は銀杏の木でした。
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手を当てましたので願いを叶えて下さい。
また御神木は楠木で、
拝殿横にありましたよ。
ご神木も触って祈れば願いが叶うそうです。
また境内の奥には、
「千本楠」と呼ばれる、
樹齢500年の大楠の森が広がっています。
御朱印も頂きました。
私は神社に参拝すると、
御朱印を頂くようにしています。
実は私の趣味なのです。
大汝牟遅神社でも、
宮司さんに特別御朱印を頂きました。
御朱印料はお札も付いて1,000円を納めました。
![大汝牟遅神社の特別御朱印を頂きました。](https://kagoshimawalk.com/wp-content/uploads/2020/09/CIMG1434.jpg)
大汝牟遅神社の特別御朱印を頂きました。
大汝牟遅神社の御朱印は、
ご朱印帳の両開きに書かれた
特別御朱印でした。
神秘的な千本楠の杜があります
大汝牟遅神社には、
境内奥に千本楠の杜があります。
千本楠をゆっくりと楽しんだ後に、
鹿児島市への帰途に着きました。
![亀丸城(伊作城)跡は大汝牟遅神社のそばです](https://kagoshimawalk.com/wp-content/uploads/2021/04/CIMG9400.jpg)
亀丸城(伊作城)跡は大汝牟遅神社のそばです
大汝牟遅神社
鹿児島県日置市吹上町中原2263
電話 099-296-5950
駐車場 10台(無料)
アクセス 指宿スカイライン
谷山ICより車で25分
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