鹿児島県は焼酎やラーメンだけでなく、
美味しい郷土菓子がありますよ。
そんな昔からあるお菓子を紹介します。
鹿児島県日置市の東市来には、
古い湯治場の湯之元温泉があります。
その湯之元温泉に昔からあるお菓子です。
それは湯之元せんべいです。
せんべいに張り付いているのは、
なんと山椒の葉っぱなのです。
湯之元せんべいは湯之元温泉の名物
湯之元せんべいは
湯之元温泉の老舗お菓子屋の、
梅月堂(ばいげつどう)が作ります。
1921年創業の昔から、
地元の湯之元の方に愛される、
湯之元せんべいです。
また湯之元温泉のお客様が、
温泉地のお土産として買われるので、
次第に美味しいと評判になりました。
湯之元温泉を紹介します。
湯之元せんべいの、
梅月堂さんを紹介する前に、
湯之元温泉を紹介しますね。
寛永17年(1640年)に開かれましたが、
藩政時代は藩主・島津家専用の、
御前湯や地頭湯が置かれました。
元々庶民の湯治場であった、
元湯・打込湯の付近が庶民の、
湯治場の雰囲気があります。
温泉神社もありました。
湯之元温泉街を見下ろす高台に、
湯之元温泉神社がありました。
湯之元温泉神社の鳥居は、
地元の方々がボランティアで、
造られたそうですよ。
またお湯かけ薬師像もありました。
水掛ならぬ、お湯をかけて、
薬師像様に祈願します。
温泉街の一角に梅月堂。
そんな湯之元温泉街にあるのが、
地元湯之元の皆さんに愛される、
老舗和菓子屋の梅月堂さんです。
最近になって、
梅月堂さんの店舗は改装されて、
近代的なお店になりました。
お店で作るお菓子も、
湯之元せんべい以外にも、
様々なお菓子が作られています。
温泉名物の湯之元せんべい。
湯之元せんべいは、
梅月堂さんが創業当初から、
変わらぬ味が評判のお菓子なのです。
当時も今もせんべいと言えば、
お米で作ったパリパリが主流ですが、
湯之元せんべいは少し違っています。
小麦粉を使ったクッキー生地の、
今までにないせんべいなのです。
山椒の葉が特徴なのです。
湯之元せんべいの特徴は、
なんと言っても山椒の葉っぱです。
山椒の葉がのっているのです。
湯之元せんべいを食べると、
山椒の香が広がって美味しいのです。
お菓子造りの職人さんは、
時期になると山椒の葉っぱを摘みに、
近くの山に入るそうですよ。
ラムドラが人気の予感。
梅月堂さんでは、
湯之元せんべいの他にも、
どら焼きなどの和菓子を作ってます。
そんな中で、
最近人気なのがラムドラです。
自家製ラムレーズンを使っています。
このラムドラが、
SNS上で評判になっているのです。
湯之元せんべいとともに、
湯之元温泉の名物になりそうな、
予感がするラムドラです。
鹿児島の隠れた銘菓です。
湯之元せんべいは、
湯之元温泉の名物から始まり、
今では鹿児島の人気銘菓になりました。
鹿児島市の山形屋デパートや、
お土産店に置かれています。
湯之元温泉の名物の、
湯之元せんべいを紹介しました。
梅月堂(湯之元せんべい)
鹿児島県日置市東市来町湯田3320
電話 099-274-2421
営業 9:00~18:00
定休 日曜日
駐車 有
最寄り駅 JR湯之元駅
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鹿児島まち歩き 街案内で紹介します。