今日は
鹿児島県の姶良市、
加治木町に残る古道に行きました。
この古道は、
龍門司坂(たつもんじさか)と、
呼ばれる苔むした石畳の道です。
龍門司坂は、
鹿児島の歴史的な事件の、
舞台にもなった場所です。
鹿児島県姶良市加治木町の龍門司坂の古道を西郷隆盛が率いる薩軍が進みました。
龍門司坂は、
薩摩から肥後への街道の一つ、
旧大口筋の道になります。
全長は1,500m余りあった道の、
464mの部分が昔の石畳の姿を、
残す歴史的な坂道です。
龍門司坂は、平成8年に、
「歴史の道百選」にも、
選定されています。
薩摩の主要幹線でした。
龍門司坂は、
物資や人が往来する、
薩摩の主要幹線でした。
薩摩の経済や文化に、
大いに貢献した街道です。
歴史を感じさせる道なのです。
昔の人は、
こんな石畳みの道を、
荷物を運んでいたのですね。
入口には碑が立っています。
龍門司坂の入口近くには、
駐車場が完備されています。
実は、この駐車場は、
近くにある龍門滝の駐車所と、
兼用になっています。
龍門司坂の入り口には、
石碑が立っています。
ここから坂を登っていきます。
苔むした石が雰囲気があります。
龍門司坂の入口付近は、
なだらかな坂道ですが、
しばらくすると急になります。
回りを林に囲まれたあたりは、
陽の光が少なくなっています。
そこでは石畳に苔がはえています。
苔むした石畳の坂道は、
とても良い雰囲気です。
西郷隆盛翁のゆかりの道。
歴史の道百選に選ばれたのは、
薩摩の歴史的な事件も、
その選ばれた理由かもしれません。
西南の役の時に、
西郷隆盛が薩軍を率いて、
龍門司坂を進軍したからです。
いわば、
西郷どん(西郷隆盛)の、
ゆかりの道でもあるのです。
大河ドラマ「西郷どん」で撮影。
龍門司坂は、
以前のNHK大河ドラマ、
「篤姫」のロケが行われました。
そして2018年の、
NHK大河ドラマは、
「西郷どん(西郷隆盛)」でした。
またこの龍門司坂で、
撮影がありました。
西郷どんに思いをはせました。
西郷どんが、
進軍した時期は冬で、
鹿児島は珍しく大雪でした。
緑の苔に白い雪が積もった、
龍門司坂を西郷どん率いる、
薩軍が進んで行ったのです。
その同じ道を歩くと、
西南の役に突入する、
西郷どんに思いをはせました。
龍門司坂の動画です。
苔むした石畳の道を歩いてきました。
歴史の道百選でもあります。
龍門司坂(たつもんじさか)
鹿児島県姶良市加治木町木田5088-1
問合せ 0995-66-3111(姶良市観光課)
駐車場 8台
・九州自動車道・加治木ICより車で5分
・JR日豊本線加治木駅から徒歩20分
・鹿児島市から車で40分
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