今日は鹿児島県南九州市の、
川辺町にきています。
川辺町の高田地区には、
江戸時代に石を切り出した、
高田石切場の跡が残っています。
高田石切場の跡が、
どんなところか見てきました。
高田石切場跡の場所
高田石切場跡があるのは、
鹿児島県南九州市川辺町の、
高田(たかだ)という地区です。
高田小学校前の道路を南へ、
約3分程進むと道沿いに、
高田石切場跡の看板が見えてきます。
高田石切場の手前には、
高田磨崖仏と高田の命水が、
道沿いにありますよ。
高田石切場の入口
高田石切場の入口からは、
石を切り出した跡の、
石壁の下部分が見えるだけです。
そのために道沿いにある、
看板を見落とすと、
通り過ぎるかもしれません。
高田石切場の駐車場は、
手前の高田命水にあるのですが、
道路脇の駐車スペースに停めました。
(交通量も少ないので)
高田石切場に入りました。
高田石切場の中に入ると、
切り出した石の壁に囲まれた、
石のホールのようでした。
石の壁は、
まるでナイフでスッパと、
切り取ったような跡のようです。
まさに石の造形美というか、
垂直に切り取られた壁を見ると、
圧倒的な迫力を感じます。
高田石切場の歴史
高田石切場は、
1804年から1830年頃の、
江戸時代末期に開かれました。
切り出された石は、
「高田石」と呼ばれ、
加工しやすく墓石に使われました。
火山国・鹿児島に多い、
溶岩が固まった溶結凝灰岩です。
(ようけつぎょうかいがん)
当時は機械も無く、
ノミやツルハシを使い、
人力で切り出していたそうです。
高田石切場に行ってきました。
今日は川辺町にある、
高田石切場の跡に行ってきました。
まるで古代の神殿を彷彿させる、
垂直の石壁に圧倒されました。
それと石壁に向かって、
ツルハシを振るった昔の人々に、
思いをはせました。
高田石切場跡
鹿児島県南九州市川辺町高田
駐車場 (徒歩5分の所にある、
高田命水の水汲み場の駐車場)
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