鹿児島県大隅半島の中程にある、
吾平町の自然の中には、
吾平(あいら)山上陵に参拝してきました。
平山上陵は天皇家の陵墓で、
川沿いに続く参道を歩くと、
神々しい雰囲気に包まれますよ。
吾平山上陵の場所。
吾平山上陵があるのは、
鹿児島県大隅半島の中心都市の、
鹿屋市の隣り町の吾平町です。
吾平町役場から、
車で5キロ程行った山の中です。
隣接して県立大隅広域公園があります。
私が住んでいる鹿児島市からは、
垂水フェリー(所要時間40分)を利用し、
垂水港からは車で約1時間で到着です。
吾平山上陵の入口です。
吾平山上陵の入口の前には、
大きな駐車場があります。
吾平山上陵の看板がありした。
ここは宮内庁が管轄しています。
なぜ宮内庁かといいますと。
ここ吾平山上陵は、
実は天皇家の陵墓になるのです。
陵墓とは古い御墓のことです。
うがや君がお迎えします。
参道には可愛い人形がいました。
吾平山上陵のマスコットの、
うがや君がお迎えしているのです。
吾平山上陵に眠るのは、
神武天皇のご両親と伝えられます。
御父君である、
ウガヤフキアエズノミコトと、
御母君のタマヨリヒメの御陵です。
ウガヤフキアエズノミコトから、
可愛いうがや君が誕生しました。
吾平山上陵は小伊勢と呼ばれます。
アイラサンジョウリョウですが、
地元ではあいらさんりょうと、
親しみを込めて呼びます。
それでは吾平山陵に参拝しましょう。
参道は川沿いを進みます。
参道の入口にある橋を渡ります。
川沿いに続く参道は、
山の森に囲まれてとても静かです。
凛とした空気が流れています。
吾平山上陵は伊勢神宮に、
似ているので小伊勢とも、
呼ばれているのですよ。
姶良川で身を清めます。
参道を進むと、
姶良川に降りていける場所があります。
同じアイラと言いますが姶良と書きます。
姶良川まで階段がありますので、
降りて川の水で手を洗います。
ここで身を清めてから参拝します。
神社に行くと、
手水舎(てみずしゃ)で、
身を清めますが、あれですね。
吾平山上陵の参道が広場に変わりました。
しばらく進むと、
参道が広くなり、
広場のようになりました。
それまで流れていた、
空気がさらに凛(りん)としてきました。
川の奥に鳥居が見えます。
どうやらここが陵墓のようです。
吾平山陵の岩屋の陵墓です。
一番奥の礼拝場所に到着しました。
陵墓は岩屋(壁の空洞)にあるのです。
鳥居の先に陵墓があります。
陵墓の前には川が流れていて、
陵墓までは行けません。
川を挟んで礼拝場所で拝みます。
礼拝場所から、
遠くの陵墓に手を合わせました。
この岩屋にある陵墓は、
全国的にも珍しいのです。
天皇家も御参拝されました。
吾平山上陵には、
天皇家も参拝されました。
昭和天皇や、
上皇と上皇后が参拝されています。
参拝記念の碑もありました。
神代三山陵の一つです。
鹿児島県には、
陵墓が他にもあります。
それは薩摩川内市にある、
可愛(えの)山陵と、
霧島市の高屋(たかや)山上陵です。
吾平山上陵と合わせて、
神代三山陵と総称されます。
吾平山上陵に参拝してきました。
今日は吾平山上陵に、
参拝してきました。
岩屋にある陵墓までの参道は、
凛とした空気に包まれて、
清々しい気分になりました。
吾平山上陵
鹿児島県鹿屋市吾平町上名5250-1
電話 0994-58-7257(吾平総合支所)
時間 8:30~17:00
駐車場 有(180台)
笠之原ICより車で約25分
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