福岡大宰府の竈門(かまど)神社が、
「鬼滅の刃」の聖地になり、
多くの聖地巡礼者が訪れているそうですね。
実は私の住んでいる鹿児島県にも、
主人公の竈門炭治郎と同じ名前の、
竈門神社が二つもあるのですよ。
薩摩川内市平佐町の竈門神社と、
霧島市福山町にもう一つの竈門神社を、
訪ねてきましたので紹介しますね。
薩摩川内市の竈門神社の場所
薩摩川内市の竈門神社は、
平佐(ひらさ)町に鎮座しています。
JR川内駅の裏口一帯が平佐町です。
平佐西小学校がありますが、
ここは戦国時代の平佐城の跡です。
当時の武士が住んだ麓地区です。
その平佐城の守り神として、
麓(ふもと)地区の小高い丘に、
竈門神社は創建されました。
竈門神社は住宅地の一角。
私はJR川内駅の駐車場に車を停め、
現在の麓地区を歩きながら、
平佐地区の竈門神社を探しました。
平佐西小学校の門と壁に、
平佐城の跡を見ながら進むと、
麓の名前のバス停がありました。
現在の麓地区は静かな住宅街でした。
そんな住宅街を訪ね歩いて、
やっと竈門神社を探しました。
平佐麓自治会館の裏でした。
探し当てた竈門神社は、
平佐麓自治会館の裏側にありました。
竈門神社の社と鳥居が建っていました。
平佐自治会館では、
地元のご婦人達が踊りの稽古中でした。
ご婦人方によると最近は竈門神社に、
地区外からの参拝者が増えたとの事です。
鬼滅の刃ファンの聖地巡礼ですかね。
竈門神社は北郷家が建立。
竈門神社の由来書きによると、
平佐城主の平佐北郷(ほんごう)家の、
初代・本郷三久が建てたようですね。
朝鮮出兵の際に、
朝鮮の陶工達を連れ帰り、
火鉢の製法を教授させました。
火鉢製造の発展のために、
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を、
勧請(かんじょう)したと記されます。
竈門神社に参拝しました。
私も鬼滅の刃の竈門炭治郎の、
聖地巡礼者の1人になって、
竈門神社の拝殿で参拝しました。
平佐の竈門神社は、
かまどの守り神から始まり、
平佐城や麓の守り神となったようですね。
あなたも鬼滅の刃の聖地巡礼で、
平佐の竈門神社に行ってみませんか。
探すのにちょっと苦労しますけど。
平佐北郷家の菩提寺跡があり、
歴代城主のお墓がありますよ。
福山町にある竈門神社は、
こちらから紹介します。
竈門神社(かまどじんじゃ)
鹿児島県薩摩川内市平佐町3121
鹿児島市内の観光情報はこちら
鹿児島まち歩き 街案内をご覧ください。